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金融ブラックリストの基礎知識を徹底解説!信用情報機関って何?

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クレジットカードやローン審査に落ちる原因の1つに「金融ブラック」があります。

クレジットカードやローンの返済が遅れると金融ブラックリスト入りして信用を失うため
返済能力がないと判断されてしまいます。

近年では、ブラックリスト入り予備軍が1000万人を超えているというので、金融ブラックは、もはや社会的問題です。

最近、「クレジットカードの審査が通らない!」「オートローンの審査に落ちた」という方は、自分が知らないうちにブラックリスト入りしている可能性大です。

すでにブラック入りしてしまった場合、どうすればいいのでしょうか。

そこで、この記事では、金融ブラックの基礎知識や自分がブラックか確認する方法を徹底解説していきます。

ブラックリストなんて存在しない

ブラックリストって言葉、スラングなんですよね。

実際にはそんなリスト存在しません。

私たちがブラックリストって呼んでいるのは、「個人信用情報機関」に載っている情報を指しています。

個人信用情報機関には、私たちがカードで買い物したり、ローンを組んだりした履歴や返済状況が登録されています。

その情報は、個人信用情報機関加盟している銀行などの金融機関、貸金業者やクレジット会社が見られるようになっているのです。

ただし、自分が許可した場合しか見れません。

許可した覚えないけど?どういうこと?

クレジットカードやローンの申し込み書には、必ず「個人情報の収集・保有・利用、預託に関する同意」という事項があります。

例えばこんな一文



会員は、今回のお申込みを含む株式会社◯◯(以下「当社」と称します。)との各種取引(以下「各取引」と称します。)の与信判断及び与信後の管理のため、以下の情報(以下これらを総称して「個人情報」といいます。)を当社所定の保護措置を講じた上で収集・保有・利用することに同意します。

個人情報の取り扱いに関する事項をよく読むと

  • 加盟している個人信用情報機関であなたの情報を確認するよ
  • そしてあなたが延滞や長期滞納したらその情報を登録するよ
  • 当社が加盟している信用情報機関はココだから確認しておいてね

といった内容が盛り込まれているのです。

クレジットカードやローンを計画的に使いきちんと返済していれば、個人信用情報機関の情報は良好なものとなりあなたの信用度が増します。

しかし、延滞や滞納があれば「この人に貸すのは危ない…」と二の足を踏まれてしまうのです。

個人信用情報機関を知ろう

前述したように個人信用情報機関は、加盟している銀行・金融機関・クレジットカード会社から登録される情報を管理・提供している民間の機関です。

ほとんどの金融系業者は、消費者がローンやクレジットカードを申し込みする際、返済能力を判断するために加盟している機関の情報を確認しています。

これは、過剰貸付や多重債務者を未然に防止することが目的です。

信用情報信用機関は3つ

日本の主な信用情報機関は3つです。

KSC(全国銀行個人信用情報センター)銀行系銀行・信託銀行・信用金庫・農協・労金が加盟する
CIC(株式会社シー・アイ・シー)クレカ・信販系クレジットカード会社・キャッシング・ローンなどの貸金業・信販会社・リース会社・携帯電話会社など
JICC(株式会社信用情報機構)クレカ・消費者金融系消費者金融会社、流通・銀行系・クレジット会社・信販会社・金融機関、保証会社など

これら3つの機関は事故情報などを共有しています。

また、多くのクレジット会社・金融業者は複数の機関に加盟しているためそれぞれの情報を見ることができます。

年収の3/1を超える額の貸付は貸金業法で禁止されています。情報を共有することで過剰な貸付を行わないようチェックできるのです。

信用情報機関に登録されている内容

信用情報機関に登録される内容は以下のようなものです。
これはクレジットヒストリー(クレヒス)と呼ばれています。

本人を特定する情報氏名、生年月日、郵便番号、住所、電話番号、勤務先、勤務先電話番号、運転免許証等の記号番号など
契約に関する情報契約の種類、契約日、貸付日、契約額(極度額)、貸付金額、保証額など
返済に関すること入金日、入金予定日、残高金額、完済日、残債額、入金額、入金履歴、異動(延滞・保証履行・破産)、延滞解消日、終了状況など
申し込みに関することクレジットやローンを申し込んだ事実 *注意点参照

クレジットやローンを申し込んだ時、信用能力を調査するために加盟店(クレジット会社など)が情報を参照した事実を示す記録が残ります。

本人を特定する情報は「属性」と呼ばれ、返済能力を判断する上で重視される項目です。
他にも

  • いつ・どこから・いくら借りているか
  • 返済状況や残額は?
  • 他者に借入の申し込みをした事実

が全て載っているため、申込書を記入する時は正直に申告しましょう。

クレジットやローンをきちんと返済し上手に使っている人は、良好なクレジットヒストリーが積み上がり信頼度が増すので、他のローンにも通りやすくなります。

これをやったらブラックリスト入り!

ブラックリスト入りするかどうかは、「金融系の会社に迷惑をかけ不利益になるような行動を取った場合」です。

  • 長期延滞
  • 任意整理
  • 個人再生
  • 過払い金請求
  • 自己破産
  • 失踪・行方不明

これらの行動をとると、信用情報機関で事故情報として登録されます。

どのくらいの期間延滞したら、長期延滞でブラックになる?

信用情報機関のJICCのHPでは以下のような記載があります。


約定返済日から61日以上、または3ヵ月以上元本・手数料の支払が遅れている情報

https://www.jicc.co.jp/

事故扱いになる期間は、各金融会社により異なりますが1つの目安として捉えておきましょう。

1ヶ月以内の延滞できちんと業者に連絡をして対応すれば延滞情報が登録されることはあまりありません。

申し込みするだけでブラック入りすることがある

知らない人も多いのですが、実際に借入やクレジットカードを発行していなくても短期間のうちに何社も連続で申し込みすると「お金に困っているのかな?」「他者審査に落ちたんだな」と怪しまれ審査落ちしてしまいます。

この状態を申し込みブラックと呼びます。

クレカやローンに申し込んだ事実も一定期間残るので、申し込む会社は1社ずつにして、3社以上連続で落ちたらに、次の申し込みまで2ヶ月以上期間を空けましょう。申し込み情報は6ヶ月保持されます。

携帯電話料金の延滞もブラック入りする原因になる

最近では、携帯電話(スマホ)の本体代を割賦にして通話料金と一緒に支払う方法が一般的ですよね。

しかし、電話機本体の割賦は、ローンやクレカと同じ扱いです。信用情報機関に登録されます。

電話料金を長期で延滞している人は機種本体のローンを延滞していることになるため注意してください。

ブラックリストって何年で消える?

個人信用情報期間に登録される情報は、一定期間をすぎると消えます。
情報の保有期間はそれぞれの機関・事故の内容で異なるので、下記にまとめておきます。

情報CICKSCJICC
申し込み情報6ヶ月6ヶ月6ヶ月
契約内容5年5年5年
長期延滞5年5年5年
任意整理5年5年
自己破産・民事再生5年10年5年

長期延滞や任意整理は5年と短く感じますが、あくまでも登録された日から数えて5年です。

事故情報を登録するタイミングは、業者によってまちまちです。

自己破産の場合は、自己破産申請をした時か、免責を受けた日の前後に登録されるので、そこから10年を考えればオッケーです。


しかし、任意整理や特定調停、長期延滞の場合は、延滞が発生した日に登録する業者もあれば分割で完済してから登録する場合もあります。

自分の事故情報がいつ登録されたか気になる方は信用情報機関で確認したほうがいいでしょう。

ちなみの私は、免責を受けた日から9年ほどでブラックから抜けました。

自分がブラックか調べる簡単な方法

どの信用情報機関も身分証明書があれば、ブラックかどうかを簡単に確認することができます。

これを「情報開示」と言います。

CICの情報開示方法

CICは、パソコンやスマホ・郵送のほか、直接窓口で開示請求することができます。

インターネットで開示全国どこからでも自宅のパソコンやスマホで開示報告書を即確認できる。手数料1000円、クレジットカード支払いのみ
郵送開示CICのHPから申込書を印刷し、本人確認書類、手数料(定額小為替で1000円)等を送り、到着後10日ほどで開示報告書が郵送で届く
窓口開示CICに直接出向き窓口で開示。窓口のある場所は札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・岡山・福岡。タッチパネル端末機に入力操作してその場で開示報告書を受け取る。現金500円。平日10時〜16時(12時〜13時は休み)

手数料が一番安いのは窓口開示ですが、出向く手間がありますよね。
クレジットカードがあるなら、パソコンやスマホで確認できるネット開示がお手軽です。

CIC
電話番号:0570–666–714(全国共通)
     オペレーター対応月から金曜日の10:00~16:00
HP:https://www.cic.co.jp/index.html

KSCの情報開示方法

一般社団法人全国銀行協会が管理する信用情報機関のKSCでは、スマホを使って開示請求できます。

窓口での開示は行っていないので注意してください。ちなみに郵送手続きもOKです。

KSC
送付先〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-5-1
一般社団法人全国銀行協会 全国銀行個人信用情報センター
電話番号:0120-540-558(携帯電話からは03-3214-5020)
HP:https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/open/

JICCの情報開示方法

JICC(日本信用情報機構)の情報開示もスマホアプリを利用します。

出典:https://www.jicc.co.jp/kaiji

スマホで開示請求App StoreかGoogle Playのアプリから24時間365日受付可能。手数料1000円。クレジットカード他、コンビニ払い対応。開示結果は郵送で届く

窓口は東京、大阪しかありませんので、地方の方スマホを利用しましょう。

ブラックでも借入できるって本当?

信用情報機関に自己情報が登録されて5年以内にカードやローンを組める場合も少からずあります。

それは、延滞の度合いがわずかだった場合や収入・会社の業績が上がったケースや持ち家になったなど属性レベルが高くなった場合です。

過去多少の延滞はあったが、今の状況で返済能力が認められれば、ブラックでもカードやローン審査に突破することも可能です。

例えば、自己破産した後、わずか数年で事業で成功、事業資金の融資や法人カードを契約できる人もいます。

ブラックでもOKと謳う闇金には十分に注意しよう

事業が成功したわけでもなく、属性が上がってもないブラックの人にとって、注意しなければならないのは闇金です。

最近は闇金も、ソフト闇金や貸します詐欺など形を変えて罠を張っています。立派なHPを作って大手や正規の業者を装っている場合もあるのです。

ブラックの場合、正規の業者の審査が通りずらいため「ブラックでもOK」という謳い文句にひかれがちです。

しかし、闇金は知ってます。
自己破産をおこなった後7年間は新たな自己破産をできません。
もし借りてしまったら、逃げる方法はないのです。ですから、絶対に手をだしてはダメです。

ただし、「ブラックでもOK」と謳う業者が全て闇金かといえば、そうではありません
老舗の中堅消費者金融などは、独自の審査を行い今の状況を優先してくれる業者もあります。

闇金か正規の業者かを見分けるには、以下の3つの項目を
必ず確認しましょう。

  1. 行政に貸金業として登録した際に発行される登録番号を確認
  2. 金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで登録業者か調べる
  3. 貸金業協会のHPの悪質業者一覧で確認する

電信柱の広告や携帯電話のみの業者は、避けてください。

ブラックリストによくあるQ&A

ブラックリストに関するよくある質問をまとめました。

Q1.ブラックの情報って消せるの?

A.登録された事故情報が事実なら消すことは不可能です。ただし、情報が間違っている場合は内容の修正を求めることができます。巷で見る「ブラックを消す裏技」などの情報商材ですが、裏技なんてありませんので信用しないようにしましょう。

Q2.旦那がブラックの場合妻もブラックになる?

A.信用情報はあくまでも個人の問題です。奥さんまでブラックになりません。

また、同居する家族も同様で影響はありません。ただし、奥さんのローンの連帯保証人に旦那さんがなる場合、審査落ちの可能性が大なのでその辺りは覚悟しておきましょう。

Q3.ブラックの間、カードがなくて困ることは?

A.クレジットカーがなくてもデビットカードを使えば万事解決します。
もちろん、クレジットカードオンリーのサービスは利用できませんが、海外旅行やネット通販もデビットカードでOKです。

しいて言えば海外旅行時のホテルのチェックイン時によくあるデポジットが現金になることくらいです。

Q4.カードやローン会社がどの信用情報機関に加盟しているか知る方法は?

A.申込書の「個人情報の収集・保有・利用、預託」の項目に書かれているはずです。確認してみてください。

Q5.結婚して性が変わればブラックだとバレない?

A.バレます。なぜなら、審査で最も優先されるのは「下の名前」と「生年月日」だからです。この2つで絞り込んでいけば、すぐにバレます。

しかも、申込書には「旧姓」を書く欄がある場合も。嘘を書いても怪しいだけなので気を付けましょう。

Q6.ブラックになると賃貸契約の審査に落ちる?

A.家賃の引き落としや保証を信販会社やクレジットカード会社に任せている場合は難しいです。ただし、「保証人の属性が良い」「家賃が高すぎない」などのケースではブラックでも審査通過する可能性はあります。

この記事のまとめ

ブラックリストの基礎知識を改めてまとめます。

  • ブラックリスト=個人信用情報機関に登録されているクレジットヒストリーのこと
  • いつどこからいくら借りていて返済状況は?などの情報を見て返済能力を判断される
  • クレジットヒストリーに金融事故情報が載ればローンの審査が通らなくなる
  • 長期延滞・任意整理・自己破産など金融会社に不利益を与える行為をすればブラック入り
  • 個人信用情報機関の情報は5年から10年で消える
  • 短期間に何社も同時に申し込みすると「申し込みブラック」になる
  • 個人信用情報機関で自分がブラックかどうか調べることができる

クレジットカードやローンは便利なものですが、気づかないうちに借金が増え自転車操業状態の人も多いです。

しかし、ブラックになっても、人生諦めることはありません。

きちんと借金を整理して、5年から10年待てば信用情報は復活します。

ブラックになっても悲観せず、まずその状態から1日も早く抜け出せるよう行動することが大切です。
ブラック情報を早く消す方法は、借金をできるだけ早く解決すること。

もしあなたがブラックどころか、多重債務でどうしようもなくなってるなら、これ以上借金が増える前に債務整理を検討しましょう。