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自己破産が結婚に与える悪影響は?特定の職業の妻にはなれない?

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自己破産をすると結婚できない?
もし結婚したらどんな不利益があるの?
警察官や公務員・銀行員の妻にはなれるでしょうか?

女性が自己破産した後、懸念するものの1つに「結婚」があります。
自分と結婚することで、結婚相手に不利益を与えてしまうのではないか?
そんな不安を抱える方が多いのです。

特に警察官・公務員や銀行員は結婚相手の身辺調査があると言われています。

しかし、結論から言えば、自己破産しても結婚には何の支障もありません。
安心してください。

ただし、悪影響を与えるケースも少なからずあるので、この記事で「自己破産後の結婚への影響」について説明していきます。

自己破産しても結婚に悪影響はない

冒頭でお伝えしたとおり、自己破産したからといって、結婚には何の影響もありません。
婚姻手続きと自己破産手続きはまったく別物なので、安心してください。

しかも戸籍や住民票に自己破産した事実が載ることはありえません。相手が自己破産した事実を知っていたら、まったくもって問題ゼロ。

2人が納得していれば、悪影響はないでしょう。

問題があるとすれば隠して結婚する場合です。
自己破産したことを言わず後でバレたら、大変なことになるので注意が必要です。
それに関しては、この記事でも書いていますので割愛します。

自己破産した過去が子供の就職に影響することはない

自己破産した事実が子供の就職や進学に影響を及ぼすことはありません。
もちろん、子供が自分名義でクレジットカードを作る時も影響なし!

個人信用情報機関の情報保有期間は最長でも10年です。
10年経てばブラックリストからも抜けているでしょう。

結婚した後の自己破産だとしても、子供の信用情報に影響はありません。

警察官・公務員の身辺調査も気にする必要なし

警察官や銀行員、公務員など特定の職業では、結婚相手の身辺調査があると言われていますよね。

「自己破産したらこれら職業の妻になれない」と思う方も多いのですが、ほとんど問題ありません。

彼氏が警察官の場合

警察官と交際する場合は、上司への報告が必要で、結婚では身辺調査があります。

身辺調査はあくまでも形式上で、調査内容で最も重視されるのは

  • 犯罪歴
  • 訴訟や裁判
  • 反社会勢力とのつながり
  • 思想(宗教など)

などが中心です。

借金に関しては自己申告しない限り、あまり心配はありません。

私は金融会社に勤めていましたが、警察官や公務員は信用が厚いので多重債務になりやすく
自己破産するケースも多かったです。

自己破産したとしても、職を辞することはありません。

自身が自己破産しても影響ないのですから、妻が過去に自己破産していても結婚には制限はありません。

ただ、夫が

  • 人事院人事官
  • 検察審査官
  • 国家公安委員会委員

などの特殊な職業の場合は妻の身辺まで調査が及ぶ可能性があります。

さらに、あなたの借金が

  • 過大な金額
  • 多重債務
  • 長期延滞・滞納
  • 闇金から借り入れている

このような場合は、影響がないとも言い切れません。
彼氏が警察官で不安を抱えている方は、借金を放置するより早めに法律家へ相談し、整理しておきましょう。

彼氏が公務員の場合

まず結論からお伝えすると、公務員でも自己破産が結婚に影響することはありません。安心してください。
公務員にも自己破産者は多いですし、自己破産や借金が原因で身辺調査でNGが出ることはありません。

ただ、国家公務員の場合は身辺調査されます。
とはいえ、借金の事よりは反社会勢力とのつながりや政治的思想の方を調査するでしょう。

彼が銀行員の場合

銀行員との結婚で身辺調査があるか…本人の身辺調査はあるかもしれませんが、結婚相手に対する調査がないでしょう。

また、妻になる人の借金歴や滞納・自己破産歴も言わなければわかりません。

銀行といえど、個人の信用情報を調べる場合はその銀行にローンやカード申込みがあった場合です。
それ以外で見ることはありません。

身辺調査する可能性があるとすれば彼の親族

彼氏が警察官であろうと公務員だろうと、あなたの借金が彼の仕事に影響することはほとんどありません。

借金や自己破産が理由で結婚を反対する可能性が一番高いのは、しいて言えば彼の親族です。親族が探偵などにあなたの身辺調査を依頼するかもしれません。

とはいえ、今の時代、そこまでやるのはよっぽど資産があるとか、お金に厳しいレベルの家。普通はそこまで調べないでしょう。

彼があなたの借金や過去を理解していればいいことですし、彼の両親にわざわざ借金の話をする必要もありません。

姓が変わってもブラックから抜けるわけじゃない

巷ではよく「結婚して姓が変わればブラックから抜けられる」という噂を耳にします。

これは真っ赤なウソ!
信用情報機関で情報を参照するときに重視するのは、下の名前や生年月日です。

同じ名前、同じ生年月日はそうはありません。
もし、いたとしても様々な情報から絞っていきます。
なので、姓が変わったとしてもあなたはブラックのままです。

運転免許証や本人確認書類で慎重に審査が行われますので、悪あがきは禁物です。

信用情報機関から情報が消えるまで、おとなしく生活しましょう。

自己破産後が結婚生活に与える悪影響

ここまで、自己破産が結婚に影響を与えることはないとお話してきましたが、以下のような場合は、影響があります。

夫婦名義でローンを組む

家など、大きな買い物をするときは住宅ローンを利用する方がほとんどです。

保証人に資産があったり、収入が多く事業がうまくいっている場合は通ることもあるので一概には言えませんが、

もし夫婦の収入を合算してローンを通す場合、妻の自己破産が原因で審査に通らない可能性が高いでしょう。

クレジットカードは作れない

個人信用情報機関でブラック状態のうちは、結婚してもクレジットカードは作れません。

ただし、夫の家族カードを持つことはできます。家族カードに審査はないので、ブラックであっても影響はありません。

親族が結婚に反対している場合

結婚は本人同士の気持ちだけでは済まないこともしばしば。
親や親族が反対している場合、自己破産が弊害になることもあります。

自己破産は言わなければバレないのですが、身辺調査された場合は別です。

自己破産を理由に、結婚を反対されるケースもあるので注意です。

この記事のまとめ

自己破産後、「結婚」に不安を抱えている方、少し安心できましたか?
自己破産が結婚相手の職業に影響を与えることはなく(特殊な職業を除く)、
家族の信用情報に傷がつくわけでもありません。

子供の就職も影響なしです。
ただし、自己破産を隠して結婚した場合は夫婦の関係に亀裂が入る場合があるのでお相手には話しておいたほうがいいでしょう。

免責から10年経てば信用情報もクリアになります。
安定した生活を送っていれば、
住宅ローンやクレカを作ることも問題ありません。