金融 PR

クレジットカードのメリットデメリット!賢い使い方と選び方!初めてのカードを作る学生必見

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

クレジットカードって、現金を持ち歩かなくてもいいし、高価なものでも分割で買えたりと本当に便利ですよね。

ネット決済では必須のアイテムですし、キャッシュレス化が進む現在では欠かせないアイテムとなりました。

しかしカードを作りすぎたり、使いすぎると自分の返済能力を超えてしまい、支払いに苦しむ日々が待っています。

そこで、この記事では便利なクレジットカードのメリットデメリットを知り多重債務に陥らないようにお得に使う利用術を紹介します。

クレジットカードを利用するメリット

クレジットカードを使うメリットは以下の4つです。

  1. ポイントがたまる
  2. 高額商品も買いやすい
  3. 支払いが楽ちん
  4. 支出管理が楽

①ポイントが貯まる

クレジットカードを利用すると、利用額に応じてポイントが貯まります。現金で支払った場合はポイント還元がないので、支払い方法をカード払いにするだけでお得です。

例えば楽天カードなら、入会するだけで5,000ポイント、普段の買い物では100円につき1ポイント貯まります。貯まったポイントは1ポイント=1円として利用できるので、お得です。

しかも楽天カードを楽天市場で利用すると、還元率がアップするなど、お得な特典もあります。物価高騰が家計に大打撃を受けている今、クレジットカードのポイント還元は賢い節約術として人気です。

ちなみに、航空会社のクレジットカードならマイルがザクザク貯まります。

②高額商品も買いやすい

クレジットカードは、1回払いのほか、3回や5回などに分けて支払える分割払い、一定の金額を支払うリボ払い、ボーナス付きにまとめて支払うボーナス払いなどがあります。カード会社によっては、1ヶ月、2ヶ月先に支払うスキップ払いも利用可能。

一回では高額すぎて「ちょっと払えないな…」と思う商品も、分割払いを利用すると手に入れやすくなるでしょう。

また、留学や資格取得費用などもカードを活用すれば、「お金が貯まってから…」「お金がないから」といった理由で諦める必要はありません。

税金の支払いや

経験や体験、得た知識は、お金以上に大切なものですから、カードを利用すれば「お金がない」といった理由で機会損失を防ぐことができます。

③支払いがスマート

カードは薄くて軽くて持ち運びやすいのも魅力。そして支払いもスマートです。

わざわざ現金をおろしに行ったり、小銭をジャラジャラを持つ必要がありません。海外旅行では多くの現金を持たなくてもいいので安全。現地の通貨でお金を引き出せたりととても便利です。

最近は端末にかざすだけで支払いが完了する「タッチ決済」が当たり前になりました。スマホに連携すれば、カードさえ持ち歩く必要がなくなり、身軽です。

④支出管理が楽になる

カードの請求明細を見れば、何にいくら使っているか一目瞭然。わざわざレシートを保管して家計簿につける手間も必要なしです。最近では紙で発行される請求書が廃止され、WEB明細がメインとなりました。

いつでもどこでも履歴をチェックできるので、支出管理も楽です。

さらに法人や個人事業主の場合、会計ソフトとの連携で、自動入力されるようになり、会計処理の手間を省けるようになっています。

クレジットカードのを利用するデメリット

便利なクレジットカードも使い方次第でデメリットになることもあります。

  1. 現金では買わないものも軽く買いがち
  2. 利息がかかる
  3. 支払いのキャパオーバーになりがち

順番に説明していきます。

❶現金では買わないものも軽く買いがち

カードはお財布に現金が入っていなくても買い物できるため、ついつい軽く買いがちになります。

現金で購入する場合、お金がでていく実感がありますが、クレジットカードは払っている感覚がありません。
現金では迷うってしまうようなものまで買ってしまうリスクがあります。

❷利息がかかる

クレジットカードで3回払いやリボ払いを使うと、利息がかかります。
分割払いの金利は3%〜18%の範囲内。
支払い回数が多いほど利息が高くなり、総支払額も増えます。
ただし、利息がかかることをきちんと理解していれば、大きなデメリットにはなりません。

しかし、リボ払いの場合は注意が必要です。
リボに関しては後ほど詳しく説明します。

❸支払いのキャパオーバーになりがち

クレジットカードの一番強いところが、予算オーバーになることです。
カードの限度額はあらかじめ設定されていますが、月の使用限度額は特に決まっていません。

使いすぎてしまった結果、支払い能力を超え請求が来ることも珍しくないのです。

使いすぎた分をリボ払いに変更して乗り切ったとしても、高金利で元金が減らないリボ地獄が待っています。

すると、足りない分をキャッシングやローンでまかなうようになり、あっという間に多重債務に陥ってしまいます。

クレジットカードの賢い使い方|初心者も安心

メリットもデメリットもあるクレジットカードですが、上手に使えば、お得で便利なものには間違いありません。

①利息がかからない1回払いを利用しよう

分割3回以上になると利息がかかるクレジットカード。
利息がかからない1回払いか分割2回払い、
またはボーナス払いを利用しましょう。

②固定費はクレジットカード払いが便利

毎月必ずかかる家賃や電気代・ガス水道などの固定費は、
カード払いが便利です。

カードだろうと現金だろうと、どうせ支払わなければならないものなので、ポイントが貯まるカード決済がお得です。


特に、金額の大きい家賃は、年間でかなりのポイントが貯まります。

最近は家賃の支払いをカード払いにできる会社が増えていますので確認してみてください。

③税金をカードで支払うとお得

平成29年の税制改正で、カード払いできる税金が増えました。
各自治体により、違いはありますが、所得税・消費税などの国税や住民税、自動車税、個人事業税などの地方税はカード決済で支払うとポイントが貯まります。

国民年金もカード決済可能なので検討してみましょう。

クレジットカードを利用する時に注意したいこと

クレジットカードは便利すぎて使い勝手がいい反面、一歩間違えれば、借金が膨らみ支払い不能に陥るリスクもあります。

そこで、カード利用時に絶対注意しておきたいことをチェックしてきましょう。

カードの枚数を少なくする

クレジットカードの所有枚数は多くても3枚まで(2枚が理想)。
それ以上増えると管理が難しくなり、つい使いすぎてしまいます。

財布に入れておくのはメインのカード1枚だけ。
限度額も少なめに設定しておくことをおすすめします。
他の2枚は旅行用やサブで自宅に保管してください。

手数料や利息を理解しておく

もし今使っているカードの分割・リボ手数料をはっきり認識できていない方は今すぐ確認しておきましょう。

ショッピングの際、いくらかかるのか?
万が一返済が遅れた場合、遅延損害金がどのくらいなのか?
これらを理解することで、分割を利用する際の抑止力や
支払いに関してシビアに考えるきっかけになります。

リボ払いを安易に使用しない

リボは残高に対して金利がかかるため、支払いが終わらないうちから新たにリボで買い物をすると返済期間が延び、総支払額も莫大に増えます。

払っても払っても全然元金が減らない状態を一生続けることにもなり兼ねません。

リボ払い地獄から抜け出すためには、繰上げ返済または、一括返済しか道はありません。

債務整理をする方のクレジットカードは限度額いっぱいまでリボ払いを使用している人も多いです。
ちょっとした気の緩みが積み重なり大きな代償を支払うことになるので注意が必要です。

支払いに遅れるとブラックリスト入り

ほとんどのクレジットカード会社は、個人信用情報機関に加盟しています。
支払いが遅れると金融事故情報が信用情報機関のデータに残りブラックリスト入りしてしまいます。

ブラックリスト入りすると新たなローンの契約やカードを作ることができなくなります。

支払日と請求額は必ず確認しておき、長期間の滞納や延滞には注意してください。

ちなみに、ブラックリスト入りするには61日以上延滞した場合で、1週間程度の遅れでカード会社ときちんと約束をしているケースでは延滞情報がつかないことも多いです。

支払いが遅れそうになったら必ず、カード会社へ連絡しましょう。

クレジットカードの上手な選び方

最後に、たくさんのクレジットカード会社がある中、自分にあったカードを選ぶ方法をご紹介します。

年会費無料のカードを選ぶ

クレジットカードの中には、数千円から数万円の年会費がかかるものも多いです。
せっかくお得にポイントをためても、年会費がかかっては意味がないので、年会費無料のカードを選びましょう。

ポイント還元率が高いもの

カードの種類やカード会社により、ポイント還元率が異なります。
ポイント還元は少しでも高い方がお得なので、カード会社を選ぶときに重視してください。

よく使うお店のカードを選ぶ

カード選びで最も重視したいのがよく使う生活圏内やお店のものを選ぶこと。
楽天市場を利用する方は楽天カードを、Amazonをメインに使う方はAmazonカードを選ぶとポイント還元率が高くなります。

しかも、たまったポイントも使いやすくなるので、2度おいしい状態です。

イオンや三越、高島屋など自分がよくいくお店のカードを持つことで賢くポイントを貯めましょう。

この記事のまとめ

クレジットカードは便利なアイテムですが、使い方次第では借金地獄に陥るリスクも高くなります。
カードを使うときは、

  • 所有枚数2枚から3枚
  • メインカードだけ持ち歩く
  • リボ払いには気をつける
  • 1回払いを基本とする
  • 支払日と請求額は必ずチェック

などに注意しましょう。

ポイント還元率がよく年会費無料のカードを選ぶことでよりお得に生活できます。
ポイントはチリ積もで、意外と大きな金額になりますので家賃や電話代、光熱費などの固定費だけじゃなく、所得税や自動車税などの税金の支払いにも使用してみてください。